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2017年02月28日 18:41:47 ブログ
■ 一粒のエッセンスに盛り込まれているもの

ふわふわと小雪舞う中、エッセンス製品の製造に携わってくださっている職人の方々のもとにお邪魔しました。

普段目にしている端整な完成品は、極自然に佇んでいます。
でも、ここに至るまでに、いくつもの工程を経ているということ。そのひとつひとつの工程に、多くの研究と、多くの経験と、多くの技と感性が、細やかな気遣いとともに、丁寧に盛り込まれていました。ボタンをポチリとするだけで商品が届くこの時代でも、0 or 1の数値だけでは割り出せない、誇りあるひとの手を経るからこそ完成する佇まいなのでした。
 
 
 
  


鋳造だからこそできる複雑な形があります。大量に製品を製造する方法として、手間やコストを重視するならば選び難い方法。それでも、エッセンスの独特なフォルムを実現するために敢えて取り組む。蒸気の上がる、真っ赤に燃え溶けた金属を砂型に流し込んでいくダイナミックな景色は、気候条件等々にも左右される工程の、職人の経験による匙加減の下に成立する。型から取り出された後、最初の「形」になるべく一つずつ切り離され、余分を処理され、製品に成り得るものとして選別される。
 
 

一つの製品が幾度も磨かれる。その都度細かなキズの検視も丁寧に、エッセンス独特の曲線が、研磨の輝きとともに、職人の感性と工夫によって現れる。お見事。「ブラス」として鏡面的に磨き仕上げられるもの、次の工程の準備となるもの、いずれもここで完成品となるわけではないので、次の工程への心配りも込められて丁寧に、丁寧に磨かれる。
 
 

エッセンスが提案している風合い―クローム、ブラス、ブロンズ、ニッケル。金属の色ながら、硬い冷たい無機質な印象にならない色合いと質感、表情。ブラス以外はそれぞれ、ある種「膜」が施される。「良い鍍金」「金属の色」「質感」を心得て、より好く現すための一手間二手間をかけた前後工程。日々変化する環境条件にも影響を受けてしまう仕上がりに、対応するのはやはり、職人の感性による気配りと経験と匙加減。
 
 


いくつかのパーツを組み合わせ、いよいよ製品の姿になっていく。繰り返される検査、固く締めあげられ一体となる接続部分、こだわりの完成度に仕上げるための微細で重要なこだわり。こうして「暮らしの道具」としての命が吹き込まれる。
 
 
 
_今回ここには書ききれないessence製品が生み出されるまでのお話は、いずれスタジオで、もう少し詳しく展示ご紹介したいと思っています。
 
 
 
 
...実は、本当の完成にはまだ先があります。家づくりの職人たちの手で、使う方たちを思い設えられ、共に暮らすうちに付加されていく風合い(経年変化)は、使う方たちのかかわり方で現れてくる表情が異なります。お気に入りの靴を磨くように、木の家具にオイルを拭き込むように、実りを想い植物を手入れするように、暮らしの一部としてお付き合いを楽しんでいただけると、家族や家、暮らしにしっくり馴染む風合いに成っていきます。

YOK/az

2017年02月17日 16:13:00 ブログ, 未分類
■ 春かな

立春から暫く。「三寒四温」の始まりでしょうか。今日はとても暖かで、風も南風。ニュースでは、春一番が吹くかもしれないと言っていました。スタジオの辺りは海の傍。木も花も大きく揺れています。

山下公園では、真っ赤な沈丁花のみちみちとした蕾に振り向かされます(傍らには白い沈丁花も)。もうすでにパチパチと星のように咲いているところもあり、微かに香り初めています。
園内は、しばらく前からところどころ改修中で、新しく苗木が並んだり花壇ができています。木陰や、冬の名残を感じるところは少々気の毒ですが、沢山の芽が顔を出している様子にはワクワクし、応援したくなります。どんな形のどんな色の花に会えるでしょうか、楽しみです。スタジオご来場がてら、お散歩がてら、春を見に、いかがですか。  

YOK/az

 
     
 
 
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